1972-08-10 第69回国会 参議院 運輸委員会 閉会後第1号
このしゅんせつ計画と掃海計画というのがばらばらなんです。だから、しゅんせつ計画を五年間に五億七千平米とするならば、それに相応する掃海体制というものが必要ではないか。防衛庁長官がきょうおられませんから、防衛庁のこの掃海に対する計画についてはまた別途聞きます。海中だけはいいけれども海の底ではだめなんでは、ほんとうのこれは掃海にならぬのじゃないかと思うんです、将来の防衛計画でもですね。
このしゅんせつ計画と掃海計画というのがばらばらなんです。だから、しゅんせつ計画を五年間に五億七千平米とするならば、それに相応する掃海体制というものが必要ではないか。防衛庁長官がきょうおられませんから、防衛庁のこの掃海に対する計画についてはまた別途聞きます。海中だけはいいけれども海の底ではだめなんでは、ほんとうのこれは掃海にならぬのじゃないかと思うんです、将来の防衛計画でもですね。
この問題につきましては、内閣の審議室の方で関係各省庁を集めていろいろと検討をしておったわけでありますが、その一つの問題として、先ほど御指摘になりました掃海計画の技術的な検討という問題については、防衛庁に検討をするようにという御下命があったわけでございます。
○河野謙三君 そういう私からいえばのんきな防衛庁が掃海計画を組んでおられるのだが、それに対して直接被害を受けておるところの運輸省なり農林省は、これに対してどういう予算の要求をしてもらいたいという希望を持っておりますか。それでいいのですか、運輸省や農林省は。
○説明員(林一夫君) もちろん、この掃海するに当っては、毎年度掃海計画を作りまして、その掃海計画に基いて掃海をやっておる。どこを掃海するかについては、十分に部内で検討いたしまして、その検討によりまして計画を作りまして掃海をやっているのであります。
逐次瀬戸内海の主要なる航路あるいは産業上重要なる港湾、観光上重要なる諸航路、あるいは民生安定上の必要な航路、さらに進んで最近は造船所の試航、試運転海面、さらに漁業関係の漁田の開発から申しまして漁区の安全というような、あらゆるねらいをもちまして、この掃海計画を進めておる次第でございます。この掃海計画は掃海部隊の努力によりまして、着々進んでおる次第でございます。
昨年十月これがために設けられました海上交通安全對策委員會に諮りまして、第三次の掃海計画を立てて、その實施に努力いたしておる次第であります。なおこれらの掃海水路の航路標識の整備には、最も努力をいたしておるところでございますが、主要海水路の大部分は大體において、ただいま申しましたように掃海を終つたのであります。